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連続トークセッション

暮らしと建築とまちと

私たちは、たくさんのつながりの中で生きています。

『まちのつながり』もそのひとつ。

いつでも、誰とでも、『まち』はつながる橋渡しをしてくれます。

わたしたちは、血がつながっていなくても同じ場所で暮らした昔の誰かとつながりを感じ、生まれ育った場所じゃなくても過去に思いを馳せて懐かしさを抱くことができます。

そんな『まちのつながり』をそっと教えてくれているのは、歴史ある建物たち。

人の記憶は曖昧で、埋もれやすいものです。だからこそ彼らは、まちのつながりを伝えるために静かに暖かく佇んでいるのです。

しかし今、彼らの命が危機に瀕しています。

歴史ある建物を失い、つながりを失ったまちは、ただ「人が密集するだけの地域」となってしまいます。

失ってからでは遅いのです。

遠い昔から今日まで続くまちの『自分たちのつながり』を失わないために、いま、ここから、あなたが考えてみてください。

【日 程】
第1回 「人と住まい」 2011年7月 2日(土)
第2回 「記憶の継承」2011年7月16日(土)
第3回 「まちの文脈」2011年8月 6日(土)

終了しました。ご来館有難うございました。

<第1回>
「いのちのスープ」で有名な辰巳芳子さん、小津安二郎監督のプロデューサーも務めた山内静夫さん、家という建築を生み出してきた久恒利之さん。「人の生き方」を考え続けてきた鎌倉人3名に、いま改めて思う『住まい』とは何か、『暮らし』とは何かをお伺いします。
  • 辰巳芳子/料理研究家
    1924年生まれ。聖心女子学院卒業。家庭料理の名手である母・辰巳浜子から料理とその姿勢を学んだ。独自の料理研究を重ね、各種メディアで日本の食に提言しつづけている。近年は、安全で良質の食材を次の世代に用意せねばとの思いから「大豆100粒運動」「良い食材を伝える会」「確かな味を造る会」の会長を兼任。主宰している「スープの会」は常時満席、『あなたのために〜いのちを支えるスープ〜』(文化出版局)など著書も多数。
  • 山内静夫/鎌倉文学館館長
    1925年、作家・里見クの四男として鎌倉に生まれる。慶応義塾大学経済学部卒業。松竹株式会社大船撮影所の制作担当として勤務し、1956年の小津安二郎監督作品「早春」よりプロデューサーとなる。その後、松竹株式会社取締役、株式会社鎌倉ケーブルコミュニケーションズ代表取締役社長を経て、2004年に鎌倉文学館館長に就任。2006年には鎌倉市芸術文化振興財団理事長にも就任した。著書は『八十年の散歩』(冬花社)など。
  • 久恒利之/一級建築士事務所 (有)studio acca 代表取締役
    1954年生まれ。関東学院大学工学部建築科卒・同大学院修了。建築計画工房、横浜設計同人を経て、1985年久恒建築計画研究室を設立。長年、鎌倉・湘南地区での住宅設計に携わり、2003年には現会社を共同設立。鎌倉のまちづくりにも力を注ぐ。同年の日仏景観会議コーディネーターをはじめ、鎌倉朝日やかまくら春秋での連載など幅広く活躍。2009年NHK「美の壺 鎌倉スペシャル」では取材協力及び出演も。現在、関東学院大学非常勤講師も務める。
< 第2回>
音楽で日本と世界の橋渡しをしているピーター・バラカンさん、登録有形文化財で暮らす長島キャサリンさん、イタリア都市史の専門家である赤松加寿江さん。日本も世界も見渡す広い視野をもった3名の教養人に、歴史ある建物が現代の生活に与えている「豊かさ」とは何かについてお伺いします。
  • ピーター・バラカン/ブロードキャスター
    1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、レコード店に就職。1974年に来日して音楽出版社に勤務した後、フリーのブロードキャスターやDJとしてテレビ・ラジオで活躍。NHK FM 『ウィークエンド・サンシャイン』やInter FM 『バラカン・モーニング』などを担当し、良質な音楽を紹介している。著書は『魂(ソウル)のゆくえ』(アルテスパブリッシング)、『猿はマンキ、お金はマニ』(NHK出版)など多数。
  • 長島キャサリン/居住環境学者
    1938年ロンドン生まれ。ウェールズ大学卒業後、地理の専門家として“Ekistics”(人間居住学)の提唱者コンスタンティノス・ドキシアデスの事務所に就職。世界居住学会の基となった交流会で各国の有識者と意見を交す。そこで長島氏と出会い、1965年に来日・結婚。独立事務所・AUR建築都市コンサルタントを構え、1998年まで夫の右腕として働く。世界居住学会の副会長も務めた。現在は神奈川大学および横浜市立大学の非常勤講師。
  • 赤松加寿江/都市史家
    1975年生まれ。日本女子大学居住科卒・同大学院修了。フィレンツェ大学留学を経て、東京芸術大学大学院博士課程を満期退学。博士(美術)。同大学院助手も経験。2003年に一級建築士事務所 (有)studio acca を共同設立し、2008年より「西御門サローネ」の運営を始める。現在、共立女子大学・多摩美術大学での非常勤講師をはじめ、鎌倉市景観審議会委員や季刊誌『鎌倉山』での連載など、多方面で活躍中。共著に『演出家ヴァザーリ』(白水社)など。
<第3回>
建築写真家の第一人者である増田彰久さん、まちづくり運動の先駆者である森まゆみさん、湘南の歴史的建物保存活用のリーダーである菅孝能さん。歴史ある建物やまちの魅力を知り尽くした専門家3名に、『まちのつながり』を読み解くヒントについてお伺いします。
  • 増田彰久/建築写真家
    1939年生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業。日本全国の西洋館を撮り続け、西洋館写真の第一人者となる。2000年に増田彰久写真事務所を設立。専門書の出版、建築写真の展示会、講演活動、早稲田大学の講師など、活躍の場は広い。日本写真家協会、日本写真協会、日本旅行作家協会の会員。著書は『写真集 明治の西洋館(文=村松貞次郎)』(毎日新聞社)、『写真な建築』(白揚社)をはじめ多数。
  • 森まゆみ/作家・地域雑誌編集者
    1954年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学新聞研究所修了。出版社で企画・編集の仕事に携わった後、フリーへ。1984年、友人らと共に地域雑誌『谷中・根津・千駄木』(通称『谷根千』)を創刊。まちづくり活動の先駆けとして注目を集める。同誌を2009年8月まで発行し続けながら、地域研究・紀行・文学などに関する著作も発表。代表作に『「即興詩人」のイタリア』(講談社)、『鴎外の坂』(新潮文庫)、『東京遺産』(岩波新書)など。
  • 菅孝能/且R手総合計画研究所 代表取締役
    1942年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。大高建築設計事務所、和(やまと)設計事務所を経て、1983年に株式会社山手総合計画研究所を設立。湘南地区の近代建築保存活用やまちづくりに率先して携わり、「湘南邸園文化祭」の運営や神奈川県の「邸園(歴史的建造物)保全活用推進員(ヘリテージマネージャ)養成講座」創設に従事。1974〜2001年には横浜国立大学の講師も務める。共著に『日本の都市環境デザイン1・2・3』(建築資料研究社)など。

【時 間】14:00〜16:30 (休憩20分含む)

【会 場】 西御門サローネ(石川邸-旧里見ク邸) 
鎌倉市西御門1-19-3
鎌倉駅東口バス乗り場4番5番よりバス乗車(行先はどれでも可)、「大学前」下車、花屋の角を左折して徒歩約10分。

【料 金】
各回3,000円

【主 催・お申込み】
一級建築士事務所(有)studio acca/西御門サローネ
0467-23-7477
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